移民研究 第5号

[2009年3月]

論文

旧南洋群島における混血児のアソシエーション ―パラオ・サクラ会

飯高 伸五  1-26

「世界のウチナーンチュ大会」と沖縄県系人ネットワーク(4)中南米からの参加者の特徴を中心に

野入 直美  27-40

「世界のウチナーンチュ大会」と沖縄県系人ネットワーク(5)新たな社会空間の形成と紐帯をめぐって

金城 宏幸  41-50

「世界のウチナーンチュ大会」と沖縄県系人ネットワーク(6)「ウチナーンチュ」の越境的な移動の経験差と沖縄社会への対応

鍬塚 賢太郎  51-66

太平洋の文脈における「伝統の創造」論を問う–沖縄・金武湾闘争とハワイ・カホオラヴェの運動における「文化」の重要性

上原 こずえ  67-86

研究ノート

南洋移民の語りにみる「移民像」 ―サイパンに渡った沖縄系2世のライフヒストリーから

又吉 祥一郎  87-112

資料

引揚者在外事実調査票にみる沖縄県本籍世帯主の居住地域(1)フィリピン

宮内 久光  113-122

報告・記録

ボリビア駐日大使講演記録

アシミネ・オオシロ・マサカツ・ハイメ  123-128

ブラジル・アルゼンチン移民百周年記念シンポジウム
「移民百周年とウチナーンチュ」

琉球大学移民研究センター 129-151